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河童が覗いたニッポン(レビュー) 「4半世紀前のニッポンへ」 21:23
ふんわりしたパンより、ギッシリずっしりした密度の高いパンが好きだ。
素敵な器にチョンと載せられたお料理より、弁当箱に「これでもか!」と詰ったお弁当を愛して止まない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

河童さんの本は、まるで「ぎっしりズッシリの幕の内弁当」だと思う。
ひとつひとつの項目が、濃い味で、独特で、でも満足感大な、お弁当のオカズみたいだからだ。

しかも、ひとつ残らず楽しく「どうやったらこんなモノ書けるんだろう?」と、その好奇心や夢中な感じに憧れる。


すっかり、・・うーーん、きっと根源的に、河童さんのファンです。


この本も、古本屋で見つけた。昭和59年初版なので、4半世紀前の日本に旅ができる。

河童さんならではの、微細なスケッチと手書きの文章が、日本各地の面白いモノを探すのかと思いきや・・
一番多いのは「刑務所」だった。次いで、裁判所。そして、刺青(ほりもの、と読むそうだ)。
ヘビーだし、てっきり日本の祭りとか文化を覗いたのだろうと期待して読み始めたので、最初「アレ?」と思う。

しかし、これまた面白いのだ。
スケッチや、河童さんの素直な好奇心による文章は、インドやヨーロッパと変わらず面白い。

河童さんの周囲の人たちの温度や雰囲気、匂いまでもやっぱり感じられて、それを通じて当時のニッポンが生々しく感じられる。
ニッポンの社会がそのまんま覗ける、不思議な穴みたいな本だった。

刺青の項が、一番好きで感動した。
なんとなく忌み嫌われてる刺青が、河童さんのスケッチではとても美しかった。
現在でも、美しい刺青をした人っているんだろうか?と、ちょっと心配になった。


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自分に刺青をしようとは思わないけど、日本のほんとに美しいものを知っていたいなぁと、強く思った。
キモノか? 富士山か? 侍か? 和の心か?

しなくっちゃ、すべきなんだろうなぁと思いながら、どうも興味が湧かない ニッポンの旅。
(どこも同じように思えてしまうから)

無理にでなく、いつか自然と、そして河童さんみたいに強い好奇心を持って、旅してみたいと思った。



| 本で旅する | comments(0) | - | posted by 美香 -
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